2001年に発売され、大きなモデルチェンジを行わずにベーシストの定番プリアンプ、エフェクターとなったMXR M80 Bass D.I.+
発売から長い年月を経てなお愛され続け手いる本機の人気とその特徴について解説します。
■中古市場相場
¥18,000-~¥22,000-
■モデル特徴
2001年まで、ベースでコンパクトなペダルタイプのプリアンプといえばSANSAMP BASS DI、そしてSANSAMP BASS DRIVER DIでした。
当時BASS DIが発売されてから、多くのベーシストがその迫力がある力強いサウンドに魅了され、おおくのユーザーが増えました。
かなり強力なキャラクターを持ったSANSAMP BASS DRIVER DIですが、それと相反する素直さと汎用性・バランスの良さを持って2001年に生まれたのがこのMXR M80 Bass D.I.+でした。
M80はSANSAMPと違ってプリアンプのオンオフとは別にドライブのオンオフスイッチを付けたツインペダル方式にて設計されており、これによって歪ませないプリアンプのみのサウンドとドライブさせた機能をシーンに合わせて使えるという大きなメリットがありました。
基本的なサウンドも癖がなく、それでいてパッシブのベースをアクティブのような力強いサウンドにできたため、いまだに多くのプレイヤーに愛されています。
その後MXR、SANSAMP以外からもベースプリアンプ/DI系のコンパクトペダルは多く発売されていますが、いまだにこの2大モデルに並ぶほどの人気を獲得したモデルはなく、それほどまでに完成したペダルであったといえるでしょう。