初心者のエレキギターの選び方|プロの楽器屋が教えるおすすめギター

そんな皆様に向けてプロの楽器屋が本気で解説します!

これを読めばかなり楽器に詳しくなれますし、どんなメーカー、どんなモデルがいいのかも一目瞭然ですので、ぜひ最後まで読んでみてください!

1.エレキギターの基礎知識|世界的な最大手メーカー、『Fender』『Gibson』

楽器に限らず、どんなものを選ぶにもまずはその道でどのブランドが定番、有名ブランド・メーカーなのかを知ることはとても大事だと思います。

それがエレキギター界を支える2大メーカーである『フェンダー』と『ギブソン』です!

この二つの歴史的な大手メーカーを知れば、大体のことがわかるといっても過言ではないほどですので、しっかり覚えておきましょう!

2.エレキギターの基礎知識 |Fender 、Gibsonの定番モデル

そんなフェンダー、ギブソンから発売されている、覚えるべき定番モデルはなんと以下のたったの3つだけです!

①フェンダー ストラトキャスター

②フェンダー テレキャスター

③ギブソン レスポール

それぞれのデザインは以下の画像をご参照ください!

どのギターも汎用性がかなり高くオールジャンルで使うことができますが、フェンダーはシャープでキレのいい音が、ギブソンはウォームでハイパワーな音が特徴的です。

しかしフェンダーとギブソンはエレキギター界隈の2大ブランドですので、やはり販売金額が高く、初めて買うにはなかなか手が出しにくい金額です…

ですがご安心ください!!ちゃんとリーズナブルで安い金額でも定番のエレキギターは買うことが出来ます!

 

3.ギターの選び方|『Fenderタイプ』か『Gibsonタイプ』か『それ以外』で選ぶ

先に解説した通り、定番ギターは主にストラトキャスター、テレキャスター、レスポールの3つです。
その中でも本家のフェンダーとギブソンのものは高価で気軽には買えない金額ですが、

基本的なルックスや仕様などもほとんど同じでいて、非常にリーズナブルなモデルが多く、安いモデルだと1万円くらいから探すことができるんです!!

もちろん定番ギターでなくても全然気に入ったものならそれが一番いいと思います。
しかしあらゆるギターの基準にもされるこの3モデルを踏まえた上で選べると、よりギター探しが楽しくなると思いますよ!

それでは次の項目では具体的な予算に合わせてブランドを選んでいきましょう。

4.ギターの選び方|予算別おすすめエレキギターブランド

《予算1万円〜2万円》
・Photogenic(フォトジェニック)
・PLAYTECH(プレイテック)

エレキギターと合わせて購入するチューナーなどの周辺機器も踏まえると、この予算帯で買えるのは一番安いギターブランドになると思います。
ブランドとしてはPhotogenic(フォトジェニック)やPLAYTECH(プレイテック)等が当てはまると思います。
基本的にはストラトキャスターやテレキャスターのタイプが多いですが、カラーバリエーションも豊富で、しっかり使うことができます!
リーズナブルだからといってすぐ壊れるということも基本的にはないのでご安心ください!

《予算2万円〜3万円》
・SQUIER(スクワイア)
・Bacchus(バッカス)

この予算帯ではエントリークラスよりも一歩前に出たモデルを見つけることができます。

SQUIER(スクワイア)はあのエレキギター最大手Fender社の兄弟ブランドでありストラトキャスターやテレキャスター等の廉価モデルをメインに取り扱っています。
フェンダー直系ということもあって非常に人気のあるメーカーですね!

Bacchus(バッカス)は日本のブランドで、エントリーからハイエンドまで幅広く取り扱っています。
こちらもリーズナブルながらかなり作りが良く、特に音を出す回路周りの設計は見事です。
高級ラインもあるのでブランドとしての知名度もありますし独特のカラーもあって人と違うオリジナリティを出したい人にもおすすめ!!

《予算4万円〜》
・Epiphone(エピフォン)
・YAMAHA(ヤマハ)
・Paul Reed Smith(ポール・リード・スミス)
・Fender Made in Japan

ここからはご予算に応じて変わってまいりますが、初めての一本に選ばれやすく、またかなりコストパフォーマンスがいい、お値段の割にかなり品質が良く、そしてブランドの認知度も高いギターブランドです!

上級モデルまでいかずともミドルクラスで最初からそれなりに本格的なモデルが欲しい、という方に向けたラインナップです。

Epiphone(エピフォン)はGibsonの傘下ブランドで、リーズナブルな価格でレスポールなどを販売しているのと、非常に高い品質、ギブソン直系という安心感がありますね!モデルによっては本家ギブソンで使われる部品と同じものを使っていることもあります。

YAMAHAは最近、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』でも登場してきたギターであり、それ以前からもそのクオリティの高さ、有名なパーツを標準搭載していたりと実戦的なギターが数多くあることで非常に人気があります。

低コストでいいギターを作ることにおいて他と一線を画した技術力と品質を誇ります。

Paul Reed Smith(ポール・リード・スミス)は、本家USA製は30万以上のハイエンドブランドですが、その品質、パフォーマンスを落とすことなくリーズナブルな価格に落とし込んだ

というシリーズがあります。

誇張抜きで最上級の演奏性の高さ、オールジャンルで使える汎用性の高さ、細かい部分まで一切妥協のない品質で、いい意味で最初に選ぶとほかのギターを弾けなくなるくらい素晴らしいギターです。

最後にFender Made in Japanについてですが、こちらはフェンダーの日本製ラインナップです。

フェンダーは本家はUSA製なのですが、若干価格を落とした日本製モデルであれば10万円前後くらいで買うことができます。

ルックスはUSA製のモデルとほとんど同一で、日本製ならではの安心感、品質を誇りますし、やはりフェンダーが欲しい!という方には絶対にお勧めです!