Fender Japan JB-45の詳細や他モデルとの違い、カタログなどにも掲載されていない仕様を解説します。
■仕様
BODY : BASSWOOD
NECK : MAPLE
FINGERBOARD : ROSEWOOD
RADIUS : 184R
PICKUP : JB SINGLE ×2
■中古市場相場
¥40,000-~¥50,000-
■モデル特徴
旧フェンダージャパンのエントリークラス、J-Craftシリーズのジャズベース。
塗装方法や木材で製造コストを下げて、その分リーズナブルなエレキベース。
後のFender Japan JB-STDと基本的に同一スペック。
ネックやヘッドがマットなサテンフィニッシュであることや、ヘッドのロゴデザインも固有のもので、ラージロゴベースながら『JAZZ BASS』のフォントが70Sのものよりかなり小さい。
またロゴカラーがシルバーなのも特徴の一つ。
ネック裏にはスカンクストライプがある仕様なのも上位のモデルのヴィンテージリイシュータイプであるJB62とは違ったポイント。
トラスロッドがヘッド側についていることや、アースがボディ外部を通っていないなどが特徴的です。
ネックとヘッドはさらさらとしたサテンフィニッシュ。コーティングが施されていない分、湿度の影響は受けやすいが、滑りがとてもいい。
■シリアルナンバーについて
R0シリアルの為、シリアルナンバーは年式的にはCrafted in Japan表記が基本ですが、一部例外もあります。
このJ-CRAFTシリーズを含め一部モデルはネックジョイント付近には『Crafted in Japan』や『Made in Japan』表記は無くシリアルナンバーのみ記載。
このモデルに関してはヘッドに『Made in Japan』の記載があります。
R0シリアルなのにMade in Japan?ネックジョイント部分に表記が無い?
と不思議に思われるかもしれませんが、意外とこういう仕様も多いのがフェンダージャパンです。